町外れでも大変活発に活動していた證誠寺でした。在来の寺院にはみられない布教活動や行事を行い、雅楽などを用いた法要は村人たちの耳に不思議に聞こえて話題になり、いつしかたぬきばやしの伝説が生まれた、という説があります。伝説がいつごろ生まれたかは,はっきりしていません。
明治38年、松本斗吟という方が地元の文芸誌『君不去』にこの話を紹介しました。
大正8年、木更津町と君津郡の教育委員会の招きで木更津へ講演会に訪れたのが詩人の野口雨情先生でしたが、世話役の先生から素材の提供を受け、童謡「証城寺の狸ばやし」として大正14年に『金の星』という雑誌に発表され、中山晋平先生の曲を得て、ついに歌が完成しました。
”たぬきばやし”について